テンプレート:メルケル触盤 概要

感覚の中の体性感覚である皮膚感覚の触覚に主に関係する触覚受容器の１つ。カプセルのような構造をもつ。「マイスナー小体」「メルケル触盤」「パチニ小体」「ルフィニ終末」さらに「毛包受容器」「触覚盤」などが触覚受容器と呼ばれる。「メルケル触盤」は圧力センサーで、皮膚に接触した物体の材質や形を感じ取る。垂直方向の圧力による変形をよく感じる。神経終末とメルケル細胞が結合。指先に特に多いのが特徴。メルケル触盤やルフィニ終末は順応が遅いが、長い時間信号を発することができる。

クリトリスや膣にある神経

• ヘレン・オコネルらの総説による

クリションマンは複数の神経に支配される。

体性神経系である陰部神経は陰核背神経を介して皮膚に終わる。

内臓神経(自律神経)系である海綿体神経は動脈と勃起組織を支配。

陰核の勃起などの性的反射は運動神経支配であるが、反射弓の体性神経と内臓神経の両方が関与する点でユニークである。

• MazloomdoostとPauls の総説による

陰部神経と海綿体神経の分岐からなる陰核背神経がパンクリトリスを神経支配。

パチニ小体とルフィニ終末に富む。

• Martin-Alguacilらの総説による

陰核亀頭には自由神経終末、パチニ小体、ルフィニ終末、メルケル触盤が豊富に存在する。

小陰唇の内側の膣口あたりまでにも自由神経終末、パチニ小体、ルフィニ終末、メルケル触盤が存在。

膣の中にはあまり感覚神経は存在しない。