テンプレート:VAC 概説

オマンコの上側の壁に入り口から奥まで存在する性感スポットをひとまとめにした名称で、2003年にLevinaが提唱している。前提となる研究は1986年のHochの研究で、こここではGスポットに相当するような性感帯が、膣上部の入り口付近から、奥の方まで広く分布していると結論している。2014年に提唱されたJanniniの陰核尿道膣複合体(CUV)は、膣上部の入り口付近のみの複合体を意識しているのに対し、膣壁前部性感複合体（VAC）では、膣上部の最も奥の部位に広がる領域を意識しているところが異なる。すなわち、陰核尿道膣複合体(CUV)では、パンクリトリスを中心とした性感スポットのみを対象としているに対して、膣壁前部性感複合体（VAC）は、パンクリトリスを中心とした性感スポット＋ハルバン筋膜（Hスポット）に、さらにその間にも存在するかもしれない性感スポット（第2Gスポット 第2のポイント エピセンター ディープ・スポットなど）をあわせ『性感スポット帯』ともいえる定義となっている。