「自由神経終末」の版間の差分
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[[画像:sds0397.jpg|537px|thumbnail|[[皮膚]]の[[触覚受容器]]の模式図。「'''[[自由神経終末]]'''」「'''[[マイスナー小体]]'''」「'''[[ルフィニ終末]]'''」「'''[[毛包受容器]]'''」「'''[[パチニ小体]]'''」「'''[[クラウゼ小体]]'''」「'''[[メルケル触盤]]'''」などがある。]] | |||
{{自由神経終末__要約}}である'''じゆうしんけいしゅうまつ''' | {{自由神経終末__要約}}である'''じゆうしんけいしゅうまつ''' | ||
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2018年7月9日 (月) 12:55時点における版
温冷覚や痛覚をになうであるじゆうしんけいしゅうまつ
概要
特別の構造をもたない神経細胞の末端で痛覚、温冷覚などを感知する。イオンチャンネルの違いで多様性をもち、温度のみに反応するものや、温度と損傷の両方に反応するものなど様々存在する。
例えばTRP V1チャンネルをもつ自由神経終末の場合、43℃以上の温度、唐辛子の辛み、痛みを感知する。
温度感知に関しても、担当する温度が異なるチャンネルがたくさん存在し、複雑な情報処理を行っている。
別名
自由神経終末 free nerve ending
脚注
参考図書
- 山口創『皮膚感覚の不思議』(講談社, 2006)
- Newton 感覚のふしぎシリーズ第5回 皮膚感覚のしくみ
- 傳田光洋『皮膚は考える』(岩波書店, 2005)]
- 傳田光洋『第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界』(朝日出版社, 2007)]
- 傳田光洋『皮膚感覚と人間のこころ』(新潮社, 2013)
- 傳田光洋『驚きの皮膚』(講談社, 2015)