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1997年にマレーシアの外科医[[チュア・チィ・アン]]が不感症の治療法に関する論文で提唱した「[[Anterior fornix erogenous zone]]([[前部円蓋性感帯]])」とも呼ばれる[[性感スポット]]の1つ<ref name="#59">Ann, C.C. A proposal for a radical new sex therapy technique for the management of vasocongestive and orgasmic dysfunction in women: The AFE Zone Stimulation Technique. ''Sexual and Marital Therapy'' '''12,''' 357-370 (1997).</ref>。多くの別名をもつが[[SM美容術]]では『'''[[ヴァニラスポット]]'''』と呼んでいる。『'''[http://www.salondesm.com/method-top/vanilla ヴァニラマッサージ美容術]'''』での重要なマッサージポイントとなる。
1980年代の終わりにフランスで提案された「膣の一番奥の上側」の性感帯。膣と膀胱の間に存在する「ハルバン筋膜」が本体でないかと考えられており「[[ハルバン氏筋膜性感帯]]」と呼ばれたりもする。[[SM美容術]]では『'''[[ヴァニラスポット]]'''』『'''[[ハルバン・スポット]]'''』『'''[[Hスポット]]'''』と勝手に名称をつけている。『'''[http://www.salondesm.com/method-top/vanilla ヴァニラマッサージ美容術]'''』での重要なマッサージポイントとなる。[[チュア・チィ・アン]]が提唱した「[[Anterior fornix erogenous zone]]([[前部円蓋性感帯]])」<ref name="#59">Ann, C.C. A proposal for a radical new sex therapy technique for the management of vasocongestive and orgasmic dysfunction in women: The AFE Zone Stimulation Technique. ''Sexual and Marital Therapy'' '''12,''' 357-370 (1997).</ref>にも近い。
===位置===
===位置===
膣の一番奥の上側です。膣の奥に出ている子宮口の上にある浅い窪み。{{Halban fascia別名}}と同じ[[性感スポット]]と考えてよいであろう。
「膣の一番奥の上側」の性感帯。{{Halban fascia別名}}と同じ[[性感スポット]]と考えてよいであろう。
 
===特徴===
===特徴===
[[性感スポット]]としては[[Gスポット]]を上回るといってもよい大切なポイント。[[ポルチオスポット]]と深い関係にある。
[[性感スポット]]としては[[Gスポット]]を上回るといってもよい大切なポイント。[[ポルチオスポット]]と深い関係にある。

2016年7月26日 (火) 14:15時点における版

1980年代の終わりにフランスで提案された「膣の一番奥の上側」の性感帯。膣と膀胱の間に存在する「ハルバン筋膜」が本体でないかと考えられており「ハルバン氏筋膜性感帯」と呼ばれたりもする。SM美容術では『ヴァニラスポット』『ハルバン・スポット』『Hスポット』と勝手に名称をつけている。『ヴァニラマッサージ美容術』での重要なマッサージポイントとなる。チュア・チィ・アンが提唱した「Anterior fornix erogenous zone前部円蓋性感帯)」[1]にも近い。

位置

「膣の一番奥の上側」の性感帯。Halban fascia ハルバン筋膜 Halban's fascia Fascia de Halbanと同じ性感スポットと考えてよいであろう。

特徴

性感スポットとしてはGスポットを上回るといってもよい大切なポイント。ポルチオスポットと深い関係にある。

  1. Ann, C.C. A proposal for a radical new sex therapy technique for the management of vasocongestive and orgasmic dysfunction in women: The AFE Zone Stimulation Technique. Sexual and Marital Therapy 12, 357-370 (1997).