筋膜

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概要

帯状、あるいはシート状の結合組織の構造単位。コラーゲンを主成分とするが、血管、神経などを含む複合体。筋肉と内臓、内臓と内臓を隔てる機能をもつ。皮膚の直下にある「浅筋膜(superficial fascia)」、筋肉を被っている「深筋膜(deep fascia)」、内臓を囲む「内臓筋膜(visceral fascia)」、体腔の内側を囲む「壁側筋膜(parietal fascia)」などに分類されるが、分類法には諸説あるようだ。内部に存在する繊維が細胞がコラーゲンのメッシュを作り、弾力性を与える。同じくコラーゲンを主成分とする「靱帯(ligaments)」「腱(tendons)」と似ているが、「靱帯(ligaments)」は「骨と骨とを連結」する機能、「腱」は「骨と筋肉を連結」する機能を持つのに対し、筋膜は内臓と内臓、内臓と筋肉などを隔てたり、より積極的に、内臓の体の中での位置を決める役割をもつ。

膀胱三角部と膣壁前部に挟まれた領域にある筋膜ハルバン筋膜と呼ばれ、膣奥上部の性感スポットの本体ではないかと考えられている。この領域はAスポットHスポットTスポットヴァニラスポットと同じか近い位置にある。

別名

筋膜 fascia

脚注

関連項目

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