テンプレート:タントラ概説
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タントラとは何か
8世紀頃に成立したインドの秘密教全体の宗教体系を指す広い意味をもつ言葉。当時既にインドには「仏教」「ヒンズー教」「ジャイナ教」が存在していたが、それらをクロスする形で独立に存在。ただし、特に「ヒンズー教」に影響を受けている。教義の説明に用いた人体図や解剖図は象徴化されたものが多く、「タントラ・アート」として芸術的にも評価されている。20世紀後半に欧米で注目される。
タントラの体系
シヴァ神の妃であるシャクティの崇拝が中心。「大宇宙」と「小宇宙」、「男性原理」と「女性原理」を結びつけているのがリンガとヨニとする。
タントラの語源
語源としては「織機」、あるいは「横糸(スートラ)」に対する「堅糸」の意味。別説に「タン=ひろめる」と「トラーナ=救う」の組合せ、あるいは「タットヴァ=真実」と「マントラ=真言」の組合せ。
タントラと真言密教
タントラのキーワード
シヴァ神とシャクティ、「大宇宙」と「小宇宙」、「男性原理」と「女性原理」、リンガとヨニ、チャクラ、シュリー・ヤントラ、曼陀羅、クンダリーニ、宇宙卵、微細神、カーリー女神、ハヌマン、字母、五摩字