「気」は古代中国の概念で、運動性をもった人体の構成要素、生理活動の原動力と考えられている。「腎」にたまる「精」から生まれるとされ、「脾」や「肺」の働きも、「気」の生成に重要であるとされる。「先天の精」から生じた気が「元気」で丹田に保存されるとする。「気」や「血」が出入りする「経絡」上の部位を「経穴」(ツボ)と呼ぶ。