丹田の今風の位置。お腹を縦に走る
腹直筋(左の
腹直筋のみを水色で着色)と横に広く走る
腹横筋は臍の下あたりでその上下関係が入れ代わる(交差する)が、その交差地点の中心近くが
下丹田に相当するのではという考えがある。
ヘソの下5センチぐらい、体表から5センチぐらいの深さの位置に想定された部位で「精」を「気」に変容させていく場所として東洋系の思想でしばしば登場する。インドヨーガの身体観である「チャクラ」の「第2チャクラ」と似た位置に存在する。
ヘソの恥骨の間を五等分した際のヘソから3単位分下の位置とされる。「臍下3センチ」「臍下5センチ」「臍下9-15センチ」などのいろいろな記述がある。体表近くではなくやや深部にあり、腹横筋と腹直筋が重なる位置に相当とする考えもある。ヨガでの「第1チャクラ」に近い部分でもあが、背景となる考え方が異なるので、単純に同一部位とみなすわけにはいかない。