「世界二大性典」の版間の差分
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2014年1月21日 (火) 12:31時点における最新版
インドの『カーマ・ スートラ』と中国の『房中術』を世界二大性典と呼ぶ。
カーマ・ スートラ
4-5世紀に成立したインドでの性指南書で、中国の『房中術』と並ぶ世界二大性典の1つ。「カーマ」は愛、「スートラ」は指南書を意味する。 SM美容の「カーママッサージ美容術」は、このカーマ・ スートラにその語源をもつ。また、カーマ・ スートラの第2部第10章では、「スパンキング」が取り上げられており、スパンキング美容術との関連も深い。膣内にも性感スポットがあること(いわゆるGスポット)も、エルンスト・グレフェンベルグよりも1,000年も前に記述しており、ヴァニラマッサージ美容術のルーツでもある[1]。
房中術
紀元前3-7に成立した中国での思想。養生術の1つ。時代と共にその内容は変化している。インドの『カーマ・スートラ』と並ぶ世界二大性典の1つとされる。男女交合論で、体内の精気を外に出さず脳に還流させる(還精補脳)ことを説く。
内丹術との関係
7世紀頃から発展した「内丹術」の1派に房中術を取り入れた「双修派」がある。男女の二人で修行するのが特徴で、「肉体的」に交接することで気を循環させる「体交法」と、肉体の交接をせず「神(意識)」のみで行う「神交法」とに分かれる。
別名
脚注
- ↑ Kilchevsky, A., Vardi, Y., Lowenstein, L. & Gruenwald, I. Is the female G-spot truly a distinct anatomic entity? J Sex Med 9, 719-26 (2012).