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2014年1月31日 (金) 22:07時点における最新版
丹田(たんでん)とは、3-4世紀に中国で確立されたとされる内丹術における重要な概念。「精」を「気」に変容させていく場所として「丹田」が定義されている。現在広く用いられている「丹田」は、いくつかある丹田の中で「下丹田」を指しており、ヘソの下5-9センチぐらい、体表から5センチぐらいの深さの位置に想定された部位である。
概要
ヘソの下5センチぐらい、体表から5センチぐらいの深さの位置に想定された部位で「精」を「気」に変容させていく場所として東洋系の思想でしばしば登場する。インドヨーガの身体観である「チャクラ」の「第2チャクラ」と似た位置に存在する。
下丹田の位置
ヘソの恥骨の間を五等分した際のヘソから3単位分下の位置とされる。「臍下3センチ」「臍下5センチ」「臍下9-15センチ」などのいろいろな記述がある。体表近くではなくやや深部にあり、腹横筋と腹直筋が重なる位置に相当とする考えもある。ヨガでの「第1チャクラ」に近い部分でもあが、背景となる考え方が異なるので、単純に同一部位とみなすわけにはいかない。関元や[中極]などのツボは下丹田の位置に相当する。
別名
気海穴 胆 きも 丹田 下丹田 臍下丹田 関元穴 肚 はら Hara
脚注