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2017年3月22日 (水) 15:24時点における版
ミルトン・エリクソン(1901-1980)は米国の心理学者。医学博士。心理療法家。家族療法、ブリーフセラピー、NLPの基盤となる体系を完成している。
別名
Milton H. Erickson ミルトン H. エリクソン ミルトン・エリクソン
経歴
1901年(明治34年)、アルバートとクララの第2子として生まれる。
6才の頃、失読症。この頃、「3」と「m」の違いが分かる。
15才、農場に若者が居つかない理由の分析を農業雑誌に投稿。
1919年、ポリオに罹患。「明日の朝までもたない」と医師に宣告。体のほとんどが動かなくなり、声もでなくなる。視覚だけが残る。
1920年、松葉杖で歩けるまでにリハビリ。ウィスコン大学に入学。
1922年、カヌーで1200マイルの川旅。5ドルをもち10週間を一人で。
1923年、ウィスコン大学にいたクラーク・L・ハル教授のもとで催眠術の研究を始める。
1927年、医学博士。心理学修士取得。
解説
- 「NLP」はミルトン・エリクソンの影響を受けたジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーが体系化した心理技術。
- 「ブリーフセラピー」はミルトン・エリクソンの影響を受けた心理療法で短時間で問題の解決を図ろうとするのが特徴。コミュニケーションを重視し、その変化を通じて問題解決を図る。MRIアプローチ、ソリューションフォーカストアプローチなどがこの流れ。
- 「家族療法」はミルトン・エリクソンの影響を受けた心理療法で、個人を取り巻く家族関係や家族員全体を対象として行う心理療法。
ミルトン・エリクソン関連書籍
- ジェフリー・K. ゼイク『ミルトン・エリクソンの心理療法セミナー』
- W・H・オハンロン、 M・マーチン『新装版 ミルトン・エリクソンの催眠療法入門』
- ジェフリー・K. ゼイク『ミルトン・エリクソンの心理療法―出会いの三日間』
- リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダー『ミルトン・エリクソンの催眠テクニックI: 【言語パターン篇】』
- リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダー、ジュディス・ディロージャ『ミルトン・エリクソンの催眠テクニックII: 【知覚パターン篇】』
- ダン・ショート、ベティ・アリス・エリクソン、 ロキサンナ・エリクソン-クライン 『ミルトン・エリクソン心理療法: 〈レジリエンス〉を育てる』
- ジェイ・ヘイリー『アンコモンセラピー―ミルトン・エリクソンのひらいた世界』
- シドニー・ローゼン『私の声はあなたとともに―ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー』
脚注
関連項目
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