インドの秘密教全体を指す、漠然とした言葉。シヴァ神の妃であるシャクティの崇拝が中心。「大宇宙」と「小宇宙」、「男性原理」と「女性原理」を結びつけているのがリンガとヨニとする。語源としては「織機」、あるいは「横糸(スートラ)」に対する「堅糸」の意味。別説に「タン=ひろめる」と「トラーナ=救う」の組合せ、あるいは「タットヴァ=真実」と「マントラ=真言」の組合せ。