概要
ほ乳類の発生の胎生期、ワキ(腋窩)からマタ(恥骨上縁。鼠径)にかけて表皮(外胚葉性上皮)にできる糸のような隆起(肥厚)を乳腺堤や乳腺隆起という。最終的には胸部以外の乳腺堤は退化するが、稀に残存し「副乳」となる。副乳の存在する場所は腋窩から鼠径までの乳線(milk line)上に位置する。副乳」は外面上に乳頭・乳輪が認められなくても皮下に乳腺実質が存在することが多い。
別名
乳腺堤
Mammary ridge
ミルクライン
Milke line
乳線
乳腺隆起
Mammary crest
脚注
関連項目
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