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'''おきしとしん'''
'''せろとにん'''
==概要==
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[[下垂体]]後葉から分泌されるペプチドホルモン・神経伝達物質の一種。子宮収縮や乳汁分泌作用のあるペプチドホルモンとして臨床に用いられる。皮膚接触や子宮頚部への刺激でも体内放出されることから『'''[[抱擁ホルモン]]'''』『'''[[恋愛ホルモン]]'''』『'''[[愛情ホルモン]]'''』『'''[[癒しホルモン]]'''』などとも呼ばれる。
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==トピックス==
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*消化管粘膜に90%、血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在。消化管で生成されたセロトニンの一部が血小板中に取り込まれる。
*過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘
*抗うつ薬にはセロトニンに関わる薬がある。
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==参考図書==
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2017年3月31日 (金) 08:39時点における最新版

せろとにん

概要

血管の緊張を調節する物質として発見された低分子化合物。トリプトファンから合成。消化管粘膜に多く存在するが、血中や脳内にも。脳内では脳幹の縫線核で合成され、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与。精神を安定させる働きがあるがあるとされる。

抗うつ剤である、SSRI・SNRI・MAO阻害剤は、セロトニンの再取り込みを阻害することによってシナプス間のセロトニンの量が増えるとされる。

別名

幸せホルモン 5-ヒドロキシトリプタミン 5-hydroxytryptamine 5-HT

構造

Serotonin.png

トピックス

  • 消化管粘膜に90%、血小板中に8%、脳内の中枢神経系に2%存在。消化管で生成されたセロトニンの一部が血小板中に取り込まれる。
  • 過剰に分泌されると下痢になり、分泌が少ないと便秘
  • 抗うつ薬にはセロトニンに関わる薬がある。


参考図書

関連項目

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